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じょやです。ビール飲んでます。
震災から今まで、「いつまた揺れるか分からないのに酒なんて!」とか
「こんな時に呑んでるなんて不謹慎!」とか「カネも節約しないとな!」とか思ってましたが
もうそんなことはいい。今は経済を回さないといけない。ビールが売ってれば買う。呑む。
福島県産のいちごを大量に買った。食べまくる。

ところで、いろいろと考えて気づいたこともあるので、いくつか言い直します。
『空の軌跡』シリーズの殲滅天使レン様についてです。


1. レン様は「ツンデレ」などという狭い枠には収まらない。

 ツンデレツンデレうるさい時代はもう終わったと思っていたが、まだ存在を主張してるようだね。
 そんな狭い枠で人物の性格をくくるような浅い言葉、すぐ廃れると思っていたんですがね。

 『空の軌跡』のレンちゃんを、ツンデレだと思っている人も多いと聞きました。
 浅い。浅い認識ですよ。『空の軌跡』シリーズをちゃんと味わってないんじゃないか?と疑う。
 レン様は「ツンデレ」などという狭~い枠に収まるような単純な人物ではありません。
 もっと複雑で、もっと妖しくて、もっと可愛くて、もっと闇で、もっと美しい。そんなレディです。
 『空の軌跡』シリーズを「ちゃんと」味わっている人なら分かると思います。
 詳しく書けば、長くなるからここではヤメます。
 すでにあっちのHPには書いてますが、まだまだ「書き始めた」感じしかしていません。


2. レン様を好きになれない人は、「理解できてない」だけだと断言する。

 レン様の性格が悪いとか、好きになれないというのは、私には全く分からない感覚です。
 別に個人の考え方は自由だろうから勝手に思っていればいいですよ?
 ただ、それをわざわざネット上に書く必要がありますか?
 好きなキャラや作品についてとことん語ってればいいんじゃない? 私はそうしてます。
 あと、性格が悪いとか思ってる人は、読解力が足りないだけです。断言します。
 素直になれない感じや、必死に自分を保っている感じ。
 冷たく残忍な態度と見えて、実は人に自分を知ってほしい、人とつながりたいという
 隠された、あるいは自分でも意識していない深層にある気持ち。
 そういった部分が、セリフや行動の端々から感じ取れる筈です。よく読めば。


3. 続き物の物語は人物の軌跡を描き続けてこそ。

 昨日の日記にも書きましたが、
 ずっと何作も出演し続けているキャラは次回作は流石にお休みだろうという「諦め」や
 昔のキャラはもういいからどんどん新たなキャラを活躍させてほしいという変な「要求」は
 シリーズ物のファンとしては異端だと思うんですよ私は。
 ところが世の中そういう考えばかり強調するというか、そういう考えを持っている方が正当、
 などという不可思議な雰囲気があるので、よくわからんなーと昔から感じている。
 どんどんどんどん世代交代していくゲームやアニメが好きなら、そういうのだけ見てればいい。
 愛したキャラの活躍を、新たなエピソードを、ずっと、ずーっと見ていたいと思うのが当然ではないか。
 そういう気持ちに応えることこそ、「シリーズ物・続き物を作る」ことの根幹ではないか。
 『空の軌跡』なんて特に、最初から意図的に「続き物」にしてるわけだから。
 次もレンちゃんを見たいレンちゃんを動かしたいと感じるのは当然のことじゃないか。

 そうやってずっと前作からのキャラクターを濃く描いていくと、また別の批判者が現れる。
 いわゆる「キャラゲー」になっちゃって、もうストーリー重視じゃないとか変な文句つける人である。
 ・・・「変な」文句ですよ。ええ。変ですって。
 物語の人物の魅力、ストーリーの魅力、それらを切り離す考え方は、理解できません。
 キャラを重視しすぎてストーリーが薄くなるって? そんなわけないでしょう。
 登場人物あっての物語、キャラクターに魅力があるからこそストーリーも光るんですよ。
 両立してる作品なのに、ただ批判したくて批判しやすい点を挙げているとしか、思えません。
 ちなみに私は
 「キャラに興味わかないけどストーリーはいい」などという珍妙な作品に出会った経験は無いです。


4. レンちゃんのネコ声は最強。

 「うにゃあん」とか、あんなにこねこねした声(こねこちゃんこねこちゃんした声)、他に無い。
 別に語尾に「にゃ」とかつけてるわけじゃないのに、常にネコっぽい感じがする。
 やわらかいとろけるような舌足らずなネコ声の魅力。
 愛らしい。可愛すぎる。なでなでしたい。のどごろごろしたい。たまらん。

 3rdで妙にハイテンションだったのは、気持ちをコントロールして表に出ないようにしながらも、
 エステル達と一緒にいられて実は超嬉しいのを、どうしても抑え切れてなくてバレバレだった・・・
 そんな感じを表現したのだと解釈してます。

 そして闇を抱えた心と無邪気さとのギャップとか、ドラマCDでの戸惑った声とか、
 VSでの気合い入りまくった技名叫びとか
 挙げればきりがないですが、レンちゃんの声サイコーです。最強です。
 あの気合いは自分を鼓舞してるのか・・・あるいは抑えきれない感情の噴出なのか。

 え、有り得ないほど可愛すぎるって? いいでしょ? それでこそレンちゃんでしょ?
 媚びているように聞こえるって? 可愛すぎるんだから仕方ない。褒め言葉ととっておく。
 良い意味で特徴がありすぎるからね。
 最近の世の中は、どうも「特徴の乏しい声」を持て囃すような雰囲気があると感じます。
 個性の乏しい「無難な」声ばかりでは、どんどん作品世界がつまらなくなるのでは、と危惧します。
 レンちゃんの個性ありまくりな仔猫ちゃん喋りを愛し続けましょう、いや愛さずにはいられない。
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