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7eabb2a9.jpegいつも心の中に花を飾ることができたら。
きっとアイリスはそれが自然にできる。
だからあんなにも可愛い。
だからみんなに愛され、大事にされる。
最後に答えを導き出して言葉にできた
のも、そんなアイリスだからだ。
アイリスだからこそ、ああいうことを
すうっと言葉にできるんだ。

みんなが幸せになれるように。
アイリスの言ったことは究極の理想。
それは、本当に心の芯から純真なまま
成長してるアイリスだからこそ言っても
いい言葉。
そういうアイリスにこそ似合う言葉。

レニもそれが分かっているから、
もちろんアイリスに同意している。
アイリスのそういう純粋な願い
を叶えてあげたいとも思っている。
しかし。
「そうだね…
 みんなが幸せになれるといいね」
そのレニの返答の響きの中に微妙な感情を感じたのは私だけでしょうか? 
「みんなが幸せに」ということは、根っからの悪党、人を傷つける者、弱い者いじめをして喜ぶ者、
人の夢や幸せを踏みにじっても平気な者、そういった連中の幸せをも…願うということだ。
根っこから不純なやつ、ひねくれきってしまって手の施しようがない。
そんな奴らも、世の中に存在するものです。いくら周りで直そうとしても直らない奴。
でもアイリスはきっと、そういう奴らも一生懸命お話すれば分かってくれると思っている。
……しかしレニは、不可能なこともある、と分かっている。

何が幸せかは人それぞれだけど、人の幸せを壊しながら自分が幸せになる奴もいるだろう。
故意にそうしてる奴は全ての生き物の中で最低の存在。
そういう奴が改心するのって殆ど有り得ないことだと思う。救えない存在だ。

レニとしては、全ての人を幸せにしたいと願うアイリスの気持ちは大切にしたい。
でも、たとえば、アイリスを傷つけるような輩の幸せをも願うなどということは、出来ない。
かと言って、世の中の毒性についてアイリスに語ることは間違っている。
「世の中、どうしようもない悪もあるんだよ」なんて言うこと自体が、
世の毒性を払拭できない人間達の言い訳になるだろうから。
悟ることと諦めることとは違う。

そういったことを考えてしまって、レニはあの時、複雑な心境だったのではないだろうか。
どうも私にはそういうふうに思えてならないのです。
『新・青い鳥』の初日に初めてあのシーンを見て、レニの台詞を聞いた時から、なんとなく。

純粋に「みんな」の幸せを願うアイリスは天使か、女神か。
最も聖なる存在。あまりに、まぶしい…。
少しでもいいからアイリスを見習えないか。少しでもアイリスを手伝えないか?
自分はそういう気持ちになります。  joya

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