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じょやです。
たまたまテレビがついていて、変なドラマを見てしまいました。
途中まではどうということもありませんでした。つまらないギャグもほほえましく見てました。
ところが、終盤の展開で気分が悪くなり、吐き気さえしました。
可哀想な親子が、さらに可哀想なことになり、しかも罪のない女の子が無惨に死にました。
それだけじゃなく、誰もその親子を本気で助けようとしてないように見えました。
その後、誰ひとり本気で悲しむ描写もなく。ただただギャグ調のまま進んでいく様は…。
思わず えええええ… と、呆れと怒りが入り交じった声を発してしまいました。
その後も笑わそうとしてるシーンばかりでしたが、ちっとも笑えるはずもなく。
親子を死に追いやった集団は、何の反省も進歩もなく、そのままばかみたいに暮らしてるし。
なんなんだろうか。この物語は何を伝えたいのか。いやこんなの物語と呼びたくない。
こういう、人の死を軽々しく描く非道い作品こそ問題視すべきじゃないのか。
人が死ぬ人数を言ってるんではない。死ななければ良かったとか言ってるんでもない。
実際、娘だけでも助ける展開なら救いがあったでしょうが、それよりも描き方に問題がある。
死んでしまったら死んでしまったで、周りの反応とか悔やむ姿とか、そうでなかったら
誰かがすごく怒りをあらわにするとか、そういうシーンが必要だと思うのです。
だれもおかしいと思わないのだろうか? だったら人類や世の中が間違っている。 

…それとも、あれか。
今の時代、人が辛い目にあってようが死のうが、他人なら別に関係ない感じだってことの描写?
実はそういうことをさりげなく語ってる? …それなら、うなずけます。

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